バイオプラなどサステナ素材をタイムリーに市場へ――2軸押出機「ザ・リトル・ジャイアント」:PR
2024.09.30
コンパウンディング製品向け押出機メーカーのSTEER Engineering(STEER)は1993年インドで設立して以来、同方向回転2軸押出機の設計開発から、製造、市場開発、販売、サービスまでを一貫して自社で手掛け、顧客ごとでの試作やカスタムメイドに細やかに対応している。このたび日本法人ステア・ジャパンが、小型ながら強力で、コスト競争力にも優れた2軸押出機「ザ・リトル・ジャイアント」を発売した。「小さくて強力なパートナー」が企業・研究機関が抱える材料開発の課題に応える。
顧客が真に求める押出機を自社で開発・製造

STEER Engineering本社
STEERは、41カ国にまたがる拠点を持つグローバル企業だ。開発の拠点はインド、中国、米国、そして日本にあり、各国の事情に合わせた技術開発を行っている。押出機開発では電気炉鋳造施設を備え、押出機を構成するバレルなどの部品に使用する鋼材から自社調達できる体制を整えている。顧客の要望に細やかに応じ、かつコストを抑えることも可能としているのだ。
日本法人のステア・ジャパンは、日本市場に特化し、開発から営業までを担う拠点である。同社は押出機を提供する他、ラボで顧客と共に樹脂材料技術開発に取り組んでいる。一貫的な体制と、顧客との丁寧な対話で、顧客が「本当に欲しい」押出機を生み出そうと考え尽くしている。
ラボでの導入に適した超小型押出機「ザ・リトル・ジャイアント」
「ザ・リトル・ジャイアント」(OMega12)
STEERの押出機は樹脂材料開発の現場で広く活躍している。そうした中、同社初となる小型2軸押出機「ザ・リトル・ジャイアント」(OMega12)が製品ラインアップに加わった。
今、盛んに進められているエンジニアリングプラスチックやバイオマス素材などの開発では、高コストの材料を少量だけ使い、試行錯誤しながらベストな配合や混錬方法を探っていく。従来、こうした用途に特化した押出機自体がそもそも少なかった。
その点、「ザ・リトル・ジャイアント」は、スペースの限られたラボに設置可能で少量の材料が取り扱える小型実験機だ。「さらに機能的な材料の開発を」「もっとサステナブルな素材の実現を」といった追求に応えられる。
もう1つ、研究開発者にとって量産体制へのスムーズな移行も大きな課題となる。開発フェーズごとに押出機の実験機を使い、少しずつスケールアップしながら量産時の条件に近づけていき、最終的に量産仕様の押出機での試験を経て量産化を果たすというステップがこれまでの主流だった。だが、対応できる押出径が異なるなどの事情から、実験機と量産機でメーカーの変更を余儀なくされることもある。外部設備の実験機を利用せざるを得ない場合も多かった。このように、試作から量産への移行には、多大な負担と手間が付きものといわれてきた。
この点でも「ザ・リトル・ジャイアント」は、試作から量産へのスムーズなスケールアップを約束する。超小型実験機でありながら、OMegaシリーズの量産向け大型機種と共通の仕様を備えているからだ。材料供給機も2台標準搭載し、2元供給も可能。企業・研究機関は「ザ・リトル・ジャイアント」で研究開発をスタートさせ、以降もSTEERのOMegaシリーズでスケールアップを図っていくことで、研究開発と量産の間にある「谷」を越えられるだろう。
小型ながらハイスペック、優れたコスト競争力
「ザ・リトル・ジャイアント」の特長的な仕様は以下である。
ザ・リトル・ジャイアント【主な仕様】
・スクリュー外径:12.9mm
・外径/内径(Do/Di)比:1.71
・比トルク:11Nm/cm³
・最大回転数:1200 rpm
・有効長(L/D) : 48
・設備:トップフィーダー、サイドフィーダー、ペレタイザー、水槽
超小型機種でスクリュー外径12.9mmでありながら、トルクは「11Nm/cm³」と大型機相当であり、粘度の高い材料にも対応できる。バレル径13.2mmに対してバレル溝の深さが2.83mmと深溝構造になっていることから、材料を粉砕しなくてもペレットのままで取り扱える。有効長(L/D)は48とコンパウンディングで主流の長さになっている。
またクリアランス(スクリュー同士の隙間)が非常に狭いことから、混錬条件を細やかに制御することが可能だ。さらにセルフクリーニング機能で押出機内部の材料残留が極力なくすことができ、貴重な材料を大切に使うことができる。
「ザ・リトル・ジャイアント」はこれら数々の特長を備えつつも、他社製の同等スケールの押出機と比べてコスト競争力の点で優れている。ラボへの導入というハードルを下げることに寄与する製品といえる。
サステナビリティ対応も万全
「ザ・リトル・ジャイアント」をはじめとするSTEERの押出機で、カーボンニュートラルや、多様性ある人材活用などの取り組みを前進させることもできる。
STEERの機器はカーボンニュートラル対応にも配慮している。バレルやヒーター、スクリューなどあらゆる部品で消費電力を徹底的に抑え込んでいる。STEERの押出機で採用可能な独自技術「フラクショナル・ジオメトリー・テクノロジー(FGT)」では特殊なスクリューエレメント設計を採用し、大幅な省エネを実現。2酸化炭素削減や年間の電気使用量の大幅な削減効果が期待できる。
また、万全な放熱処理を施したバレルカバーにより、ユーザーはやけどや負傷などの心配がなく、安全かつ快適に作業が行える。女性の登用が増える材料研究開発の現場でも安心して導入できる。バレルカバーは他社製品にも取り付けが可能だ。

レルカバー実物(左)、サーモグラフィー画像(右):表面温度は43.1℃に抑えられている。他社製品では70℃近い高温になることも。節電効果は、カバーなしの場合と比較して12%削減。
材料分野のニーズに応える、小さくて強力なパートナー
エンジニアリングプラスチックやバイオマス素材をはじめとする材料開発は、実験を繰り返すため時間を要する。スムーズな量産体制への移行も課題だ。変化の激しい社会や市場に対し、素早くタイムリーに新製品を投入していかなければならない。
これらの課題を抱える企業や研究機関の方は、ぜひSTEERの「ザ・リトル・ジャイアント」に関心をお寄せいただきたい。樹脂材料の事業・プロジェクトを後押しする、小さくて強力なパートナーとなるに違いない。
展示会出展情報(ステア・ジャパン)
ステア・ジャパンは、第4回サステナブル マテリアル展に出展します。小型試作機「ザ・リトル・ジャイアント」もご紹介しています。
会期: 2024年10月29日(火)~31日(木)
10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場: 幕張メッセ
ブース番号: 41-34

PlaBase編集部
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