プラスチックを用いた製品開発時に使用される各部位の名称を説明する。
プラスチック製品の名称を理解する:これってどうやって作るの?プラスチック製品のつくりかた⑬
2025.02.19
この記事では…
(執筆:落合孝明/モールドテック)
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プラスチックを用いた製品開発を円滑に進めるためには、以下のような各部位の名称を知っておく必要があります。



意匠面:製品として目に見える側の面。最終製品の表面形状を構成する面で、デザイナーが意匠的な意図を持って形状設計した曲面なども含む。
裏面:意匠面の裏側。製品として目に見えない側の面。
ボス:他の部品と組み合わせるための台座や穴。円柱や円筒のような形状をしている。部品同士の結合部分として、ネジ穴やピンをはめる穴として使用される。
リブ:強度や剛性を高めるために設けられる突起状の構造。部品の安全性や機能性を高める効果がある。
アンダーカット:通常の金型の開閉方向では離型できない形状のこと。
パーティングライン:金型の2枚の板を分割するライン(または面)のこと。
抜き勾配:製品を金型からスムーズに取り出すためにその製品自体につけた角度。
肉厚:製品の厚み。肉厚は、製品の大きさや形状、用途、材料などによって異なるが、一般的に、雑貨品や自動車部品などの射出成形では、1から3mm程度の肉厚が適している。肉厚が適切でない場合は、成形不良や製品の強度・耐久性に悪影響を及ぼす。
R(アール):製品の角部に取り付けられる丸みのこと。
エッジ:製品の角が尖っている状態。エッジ形状がある場合、樹脂が滞留することによるフローマークなどの外観不良が発生する場合がある。
(次回につづく)
>>>>連載「これってどうやって作るの プラスチック製品のつくりかた」一覧
著書
『金型設計者1年目の教科書』(日刊工業新聞社)『すぐに使える射出成形金型設計者のための公式・ポイント集』(日刊工業新聞社)『プラスチック製品設計者1年目の教科書』 (日刊工業新聞社)
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