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コレだけは押さえておきたい量産のための製品設計アンダーカット編:射出成形の基本(4)

2019.09.25

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量産のための製品設計 その4 アンダーカット

通常の固定側と可動側の型の開きでは取り出すことのできない形状をアンダーカットという(図1)。前回のパーティングラインでも少し触れたが、アンダーカットがある場合には金型でアンダーカットの処理をするための構造が別途必要となる(図2)。

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図 1 アンダーカットの形状例

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図 2 アンダーカットの処理例

アンダーカットは金型ではスライドコアや傾斜コアという機構を用いれば処理はできる。ただ、これらの機構はアンダーカットが無ければ必要の無い機構であり、余分に機構を設定するということは金型の製作工数の増加、コストアップ。また、何らかの不具合発生率があがってしまう。

製品として機構上あるいはデザイン上必要が無いのであれば、アンダーカットのある形状はできる限り避けたほうがよい。

量産に向けた製品設計のポイント

  1. アンダーカットは可能な限り避けて製品設計をする。

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 アンダーカットの解消例

前回の記事はこちら
・【パーティングライン】量産のための製品設計その3
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・【角R】量産のための製品設計その5



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落合 孝明(おちあい・たかあき)

1973年生まれ。株式会社モールドテック代表取締役(2代目)。デザインとエンジニアリングの両面から製品開発の支援をする設計屋。アイデアや現品からのデータ製作や製造手配まで製品開発全体のディレクションを行っている。文房具好きが高じて立ち上げた町工場参加型プロダクトブランド『factionery』では、第27回日本文具大賞機能部門優秀賞を受賞している。

著書:『金型設計者1年目の教科書』(日刊工業新聞社)『すぐに使える射出成形金型設計者のための公式・ポイント集』(日刊工業新聞社)『プラスチック製品設計者1年目の教科書』 (日刊工業新聞社)

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