テーマ別!試作手法の選び方徹底ガイド5 ―あなたのニーズにあった試作手法が必ず見つかる!―
2018.06.27
スケッチを型にしたい
スケッチを元にする
「モノ」を作るときに問題となるのは設計図です。設計の勉強を大学や専門学校などで勉強してきた人でないと図面を起こすことができず、数年勤務しただけでは設計図を書くことは難しいのが現状です。しかし、それがスケッチで設計図ができたらどうでしょうか。あまりに画期的で実用的な世界になると思いませんか?
PlaQuickでは、スケッチから模型を作ることができるサービスも提供しており、お客様が設計図を書いたことがなくてもモノづくりに取り掛かることができます。ただ注意してもらいたいのはスケッチと言っても子供の描く「お絵描き」のようなものではなく、作ろうとするモノの「模写」のようなスケッチをしなければいけないということです。
モノづくりには図面が必要
なぜ設計図が必要になるかといえば簡単です。設計図はモノづくりをするための工程表となり、様々な職種で協力しながら製作するモノづくりの現場で意識や方向性がぶれないようにするためにも必要となるからです。設計図はある意味旅をするときの地図のようなもので、みんなで一つの目標へ向かって進んでいくためには必要不可欠となります。
スケッチを読み込むには
スケッチという2次元で表現されているものを、どうやって試作品へと繋げるのか気になる方も多いのではないでしょうか。用意してもらうスケッチは手書きのもので結構です。ただし、試作したいものに近い形状や寸法を考えておいてください。材質やその特性は相談し決定できますが、形や寸法を決めて頂かないとスケッチを図面に起こすことはできません。
スケッチはスキャナーのような機械で読み込むわけではなく、3次元CADオペレーターによって3次元に描き直されます。その際、寸法やイメージされた形が3次元にするときにも大切になります。3次元CADオペレーターにより3次元的なスケッチとなれば、あとは3Dプリンターや加工機を通じて形にすることができるのです。
近年、各社で3次元CADの導入が進んできていることと思いますが、3次元CADを使いこなせる人の数は増えていないのではないでしょうか。そんな時に誰でも描けるスケッチから試作品まで製作できるというのは、弊社サービスの大きな強みです。
CAD/CAMとは
CAD/CAMとはCADを使用して設計し、それを形にするための工作機械の動作のプログラミングを行うシステムです。スケッチから3Dプリンターで試作品を製作する場合は、スケッチをCADデータにし、CAD/CAMを通じて3Dプリンターを動かし、試作品を製作します。
注意点は?
スケッチから試作品を作る際の注意点にはどのようなものがあるでしょうか。
①寸法やイメージをしっかり持つ
スケッチだけではないがモノづくりをする上でイメージはものすごく重要になります。寸法や試作品の使用用途を製作者が理解しておくことで、試作品製作の過程で発生するトラブルに円滑に対応することができます。
②モノづくりとしての技術を加える
プラスチック材料でモノを作るためには材質を考慮し、プラスチック製として実用できるような理工学的な考えや、材料学的な考えを持ち合わせておく必要があります。材質の提案はさせていただきますが、どうしても特性上出来ない動きや耐力の問題も出てくることもあります。
③再現性について
CAD/CAMは比較的再現性は高く自由に設計を加えることができます。しかし、再現性には限界があります。例えばキーボードもスマートフォンサイズにまで小さくすれば、文字が潰れて見えなくなってしまいます。試作品として作りたいものと、その再現性の許容範囲はしっかりと理解しておく必要です。
これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。

