【ユケン工業】樹脂成形における金型トラブルを表面処理で解決!! PVDコーティング「Yコート タイプBLシリーズ」:PR
2020.04.01
樹脂成形・金型メーカー様必見!
第2弾
「トラブルシューティング」編
樹脂成形にかかわる多くのメーカーさまが、製品の生産性向上や精度アップといった課題を抱えています。ユケン工業が開発したPVD(Physical Vapor Deposition)コーティング「Yコート タイプBLシリーズ」は、樹脂成形金型の離型性や防汚性、耐食性、耐摩耗性を向上させることができる、画期的な表面処理です。
本記事では、実際にタイプBLシリーズにより、課題解決ができた事例を紹介いたします。タイプBLシリーズの特徴やメカニズムと合わせてご覧ください。
●3つの特長
特長1 離型しやすい
離型性向上させるにはBLプラス!! 特殊な微細凹凸処理とタイプBLコートを複合させることで、離型性がより向上します(接触面積低減効果:図1、図2)。

図1 コアピン外観および表面拡大写真

図2 社内離型性能評価結果
<離型 改善事例1:製品変形・擦り傷抑制>

<離型 改善事例2:無理抜き>

特長2 汚れが付着しにくい
表面自由エネルギーが低く、物が付着しにくい表面にすることができます(図3)。

図3 各表面での対水接触角
表面自由エネルギーが低ければ、水滴は表面に拡がらず、対水接触角は高くなります。図3より、タイプBLの表面自由エネルギーが低いことが分かります。
これと同様の現象が成形時にも起きており、表面自由エネルギーが低ければ、成形時に発生するガスやヤニの付着が低減されます。「物が付着しにくい」ということは、離型性の改善にもつながります。
<ガスヤニ付着 改善事例:コネクタ コアピン>

<MD付着 改善事例:ダイレクトブロー>

特長3 腐食しにくい
< 薄膜の腐食モデル>

コーティング皮膜には微小なピンホールや粒界などが少なからず存在します。その微小なピンホールや粒界から腐食液やガスが浸透し、基材金属の溶解が起こります。タイプBLによる緻密なコーティング皮膜により、腐食性ガスと金型素材との接触を抑制することで、金型表面を腐食しにくくします(図4)。

図4 タイプBL表面状態
図5は意図的にガススポットを作った金型での耐食性試験の写真です。

図5 ハット形状成形金型のガスによる腐食の有無(原料:PPS)
<金型腐食摩耗 改善事例:シリンダーヘッド>

<金型腐食・メンテナンス性 改善事例:自動車部品>

●効果事例
・離型性向上による製品変形防止 ⇒ 品質向上
・汚れ低減によるメンテナンス頻度削減 ⇒ 生産性向上
・腐食摩耗改善による金型費削減 ⇒ ランニングコスト削減
Yコート タイプBLのスペック値は表1の通りです。当社Webページでもご確認頂けます。

表1 Yコート タイプBLのスペック
皆さまの金型トラブル解決に、ユケン工業の「タイプBLシリーズ」をぜひお役立てください。
問い合わせ先
ご質問やご不明点などございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。
ユケン工業株式会社 TL営業課
主任 花村 友寛
TEL:0566-73-2131
MAIL:hanatomo@yuken-ind.co.jp

PlaBase編集部
PlaBase[プラベース]これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。
