工業系YouTuberのなんとか重工・とんこつ氏が厳選した、プラスチックがらみのモノづくり動画やレビューをご紹介! 今回は、プラスチックに最適な接着剤を検証する動画です。
プラスチックに最適な接着剤はどれだ!:なんとか重工が覗いた「プラスチックの世界」(2)
2021.08.26
この記事では…
(執筆:とんこつ/なんとか重工)
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どうも、工業系YouTubeチャンネルなんとか重工のとんこつです!
「なんとか重工」では旋盤やCNC、溶接機、3Dプリンターを使い、さまざまなモノを製作し、モノづくりの楽しさや魅力を世界中へ発信しています。>>なんとか重工のYouTubeチャンネルはこちら
本連載では、PlaBaseとのコラボ企画ということで、とんこつが独断と偏見!? で選んだ、プラスチックがらみのモノづくり動画を紹介していきます。
今回のテーマは、「プラスチックに最適な接着剤はどれだ!」。木材用や金属用、プラスチック用、ゴム用、ガラス用などさまざまな接着剤が日々開発されていますが、それらの接着剤はあくまでも同じ材種を想定しており、異なる種材を接着することは難しいとされています。
最近では、多用途接着剤も販売されていますが、同材種の場合と比べると接着力は落ちてしまいます。理由は簡単で、異なる材種両方と結合させる必要があるからです。
詳しい接着の原理については、セメダインのサイトが詳しく解説しているので、興味がある方はご覧ください。
というわけで、今回ご紹介する動画は、こちらです! 英語による動画なのですが、YouTubeの機能で日本語訳された字幕が表示可能なので、試してみてください。>>YouTubeのヘルプ
「Which Epoxy is Best for Plastic? Let’s find out!」
(プラスチックに最適なエポキシ系接着剤はどれか検証してみよう!)
この動画は、YouTuberのProject Farmさんが作ったもので、プラスチックと、金属(鉄)の接着に最適なエポキシ系接着剤をさまざまなテストを用いて検証しています。
筆者注:動画が公開された2017年当時の情報です。最新の技術情報はあらためてお調べください。
まず、接着させる鉄の表面のサビをグラインダー落とします 。この時点で、平面度にバラつきがありそうですが、気付かなかったことにしましょう(笑)。
接着させるもう1つの材料は、プラスチック製のボルトです。恐らく射出成形で生産作られたモノなので、個体差はあまりないでしょう。
次に、プラスチックと鉄をIPAで脱脂し、5種類の異なる接着剤で接着させます。日本でよく見るメーカーもあれば、見たことのないメーカーのもあります。5種類のうち1種類のみ1液タイプで、残りは2液混合タイプのようです。接着面積は1円玉程度でしょうか。
接着剤の量は適当で、硬化時間は一律4日間のようです。
主なテストは、以下のようになっています。
・おもりを使った耐荷重テスト
・トルクレンチを使ったトルクテスト
・メガレレンチを使った耐衝撃テスト
・ワイヤーを使った柔軟性テスト
完全に正確ではないテストですが、
どの接着剤がどういった特性があるのか非常に分かりやすいです。
テスト内容の得手不得手も重要ですが、
注目すべきところは「どの部分で剥がれたか」です。
・プラスチック側に接着剤が残っているのか
・鉄側に接着剤が残っているのか
・接着剤ではない部分が壊れたのか
結果については、ぜひ動画をチェックしてみてください。
どの接着剤がどのテストで優位なのか、予想しながら見るとより楽しめると思います!
なんとか重工のYouTubeチャンネルでは、似たようなテストで、
「色々なネジを折れるまで回してみた!」という動画を公開しています。
よろしければぜひこちらも併せて見てくださいね!
工業系YouTube「なんとか重工」とんこつ
元々は金属加工会社に勤務。CAD/CAM、旋盤、マシニングを使いさまざまな部品を製作。
その経験を活かし2017年に相方ケロと共にものづくりの楽しさや魅力を発信するため、工業系YouTubeチャンネルなんとか重工を設立。
2019年8月にはYouTubeNextUp2019ファイナリストに選出。コロナ禍の2020年に脱サラして、YouTuberとして生きていくことを決意。現在の2021年5月にはチャンネル登録者数70000人を突破。
趣味はバイクとゲームとものづくり。好きな食べ物はうなぎとグミとチョコ。2児の父。

